iPhoneのiOS 4.1には、携帯電波の受信レベルを数値で表示することができる、「Field Test」というモードがあるようです。[source: GIZMODO ]
iPhone 4は、本体側面にある金属製バンドをアンテナにする、というユニークなデザインを採用しているため、持つ(握る)場所によってアンテナの感度が落ちるという報告が相次ぎ、釈明の会見と、無償でバンパーを提供するプログラムを開始したり、また専用の絆創膏を発売する業者が現れるなど、混乱を招いたことは記憶に新しいところです。
数値は画面左上のキャリア名横に表示され、「-93」「-121」のように表示されます。
マイナスの後の数字が小さいほど受信レベルが高く、例えば「-93」は「-121」よりも強い信号を受信していることになります。
iPhone 4の場合、ケース類を外して本体左横の金属バンドのギャップを塞ぐようにして持つと、受信レベルが下がる様子を確認できるはずです。
「Field Test」モードは、iOSの以前のバージョンにも存在していましたが、しばらくの間機能が削られていたた(または他の手順に変更されていた)いました。
アンテナに関する問題が注目を集めたため、アップルはiOS 4.1でこの機能を復活させたのかもしれません。
「Field Test」モードの使い方
【注意】以下の情報はアップル公式のものではなく、なんらかの不具合が発生する可能性があります。利用は自己責任でお願いします。
用意するもの:
iOS 4.1のiPhone
テストモードへの入り方:
- 「電話」アプリを起動
- キーパッドで 『*3001#12345#*』を入力
- 「発信」ボタンを押す
テストモードの終了の仕方:
- ホームボタンを押す