メルセデス・ベンツが、羽田空港にiPhone・iPad向けのアプリと連携した「SLS AMG」のショーケースを展示しています。
「SLS AMG」は先月発売されたばかりのスポーツカーで、最大の特徴であるガルウイングを開いた状態で展示されています。
価格が2,430万円という高級なモデルのため、ショウケースはガラスで完全に囲まれていますが、iPhone・iPadのユーザーは、無料で公開されているアプリをインストールすることで、車内に設置されたカメラを操作するなど、インタラクティブに鑑賞することができます。
ショーケースのインタラクティブ機能を使うには、あらかじめApp Storeで『SLS AMG JP
』をインストールしておきます。
サイズが約4.3MBとコンパクトなため、その場で3G回線を使ってダウンロードすることもできます。
次に「設定」を開き、ショーケースに設置されている専用のWi-Fiホットスポット「SLS AMG JP」に接続します。
ショウケースの中には4台のカメラが設置されており、アプリの中からカメラを操作。様々な角度から画像をリアルタイムで見ることができます。
フロント上方に設置されたカメラからの映像。
カメラは自由に切り替えることが可能で、またシャッターボタンを押すと画像をカメラロールに保存できます。
カメラは車内にも設置され、ドライバー目線の映像を見ることができます。
目の前を歩いているひとや、自分自身がフロントガラス越しに見えるので、少し不思議な感覚を覚えます。
また、複数のユーザーが同時に接続することを想定し、順番待ちの機能もあります。
車を全方向から眺めることができる3D表示は、カーメーカーのWebサイトなどではおなじみですが、目の前にあるリアルな車に対しインタラクティブに操作・鑑賞できるというのは、斬新な試みではないでしょうか。
この展示は羽田空港第2ターミナルB1で、7月31日まで体験することができます。