アップルが優秀なiPhone・iPadアプリを選出する「Apple Design Award」の授賞式が、WWDC2010の会場で行われました。
毎年一度行われるApple Design Award(ADA)は、今年から対象をiPhoneとiPadのアプリに限定。
今年はiPhone部門・iPad部門それぞれ5本、合わせて10本が受賞しました。
直訳すると「デザイン賞」となりますが、
- Technology Adaptation (技術の活用)
- Design and User Experience (デザインとユーザー体験)
- Innovation (革新性)
- Performance (パフォーマンス)
の4つの評価基準を元に選出されます。
受賞者にはそれぞれ、
- アップルマークが光るキューブ状のトロフィー
- MacBook Pro
- iPad
- iPod touch
- WWDCの旅費($3,000)
などの賞品が贈呈されます。
かなり豪華な賞品ですが、開発者にとってはADA受賞の名誉の方が価値があることはいうまでもありません。
また、受賞によって開発したアプリが再び注目される効果も期待できます。
昨年の受賞作品『Tweetie』が、その後Twitterの公式iPhoneアプリに採用されましたが、ADA受賞の影響が少なからずあったに違いありません。
受賞作品は以下のとおり。
当然ながらどれも完成度が高く、とくに開発者の方は研究材料として必ずチェックしておきたいアプリのリストとなりそうです。