「OS 4.0」はiPhoneをモデムとして利用できるテザリングに対応!?

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アップルが開発者向けにリリースした最新の「iPhone OS 4.0 beta 4のテザリング機能が、米キャリアのAT&Tで有効になっているようです。 [source: GIZMODO ]

テザリングは、iPhoneの3G回線をUSBまたはBluetoothを経由してMac/PCと共有することができる機能です。

外出先などでインターネットの接続が必要な際、iPhoneをあたかも3Gモデムとして利用することができる便利な機能ですが、ネットワークへの負荷が大きく、またデータ通信ビジネスへの影響が考えられ、キャリアへの配慮からかこれまで実装されていません。(機能は実装されており、キャリアに依存するようです。)

元記事のスクリーンショットには、

“テザリングのアカウントを有効にするには、AT&Tへ611でご連絡頂くか、http://www.att.com/mywirelessをご覧下さい。”

とのメッセージが表示されています。

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テザリング機能はiPhone OS 3.0のベータでも登場した経歴があり、このことがAT&Tが実際に専用プランを準備している証拠かどうかは定かではありません。

しかしながら、iPadの発売によってテザリング機能の需要が一層高まっているだけに、今後の動向が注目されます。

先日の読者アンケートでは、iPadの予約購入者のわずか1割程度が3Gモデルを選択という結果が出ており、3Gデータプランの割高感がその理由のひとつと考えられます。

国内でも、テザリングがリーズナブルな料金プランで提供されれば、3G回線の利用が高まり、ユーザーとキャリアの双方にとってメリットとなる可能性も十分あると思われます。