読者の方にご協力を頂いて行った、iPadの予約購入についてのアンケート、の結果が出ましたのでご紹介します。
iPadの国内予約が開始されたことを受けて行ったもので、どのモデル・データプランに人気があるのか、またその割合を調べることが目的です。
短い期間にも関わらず、2,000人を超える方々に参加して頂きました。ご協力ありがとうございました。
アンケート概要:
質問: 「あなたが先行注文したiPadのモデル・データプランを教えてください」
結果: Twit Poll
回答数: 2,104
期間:
2010年5月10日〜5月17日
9割がiPad Wi-Fiモデルを選択
まず最初のグラフは、「iPad Wi-Fi モデル」と「iPad Wi-Fi + 3G モデル」の割合を示したものです。
約90%の回答者が「iPad Wi-FI モデル」を選択していることが判ります。
データプランの契約が必要な3G搭載モデルに比べ比較的気軽に購入できること、アップルのオンラインストアでネット経由で予約が可能なこと、などが理由として考えられます。
また、アンケート期間中に、「iPad Wi-Fi + 3G モデル」の予約が停止されたことが影響している可能性もあります。
iPad Wi-Fi + 3G 購入者の4分の3がデータ定額を選択
約1割の「iPad + Wi-Fi + 3G」購入者の内訳をみると、77%が「データ定額」を選択していることが判りました。
「プリペイドプラン」は、使わない場合は通信料がかからないというメリットがある一方で、4,410円で使えるデータが1GBという設定が割高と受け止められているのかもしれません。
また、このモデルを購入するユーザーは、Wi-Fiのない場所でも使用したいと考えている”ヘビーユーザー層”でもあり、データの使用量を心配しなくてよいプランを選択しているとも考えられます。
3Gモデルでは過半数が64GBを選択
容量別の割合をみると、「iPad Wi-Fi モデル」では、3つのサイズがほぼ均等に売れていることが判ります。
最も低価格な16GBがもっと支持されてもよい気がしますが、アンケートのコメントをみると、高画質のiPadではアプリ・動画のサイズが大きくなることを見越し、容量の大きいモデルを選んでいる人も多いようです。
「iPad Wi-Fi + 3G」では、この割合が大きく異なり、半数以上が64GBを選択しています。
ここでも、上で触れた”ヘビーユーザー層”の仮説が当てはまると考えられます。
今回のアンケートはサイト上で参加を呼びかけたもので、一般の購入層と異なる可能性も考えられます。
しかしながら、圧倒的にWi-FIモデルが選択されていること、3Gのデータプランは定額を選ぶユーザーが多い傾向は読み取ることができます。
また、iPad発表直後の1月に実施したアンケートと比較すると、ユーザーの購買意識の変化が見えてくるかもしれません。
アンケートには購入モデルの投票の他に、270を超えるコメントを頂きました。なぜそのモデルを選んだかの理由が多く寄せられているので、購入を予定している方は参考になると思います。
参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。