昨日より次期iPhoneの画像が話題になっていますが、米GIZMODOがそのデバイスを入手していたようです。[source: GIZMODO ]
Apple本社からほど近いRedwood Cityのバーで拾われたとされ、入手した米GIZMODOが分解・検証を行った結果、アップルが6月に発表すると予想されている次期iPhoneのプロトタイプであること間違いない、との結論付けています。
詳細はギズモード・ジャパンの翻訳記事を読んで頂くとして、その特徴をまとめると次のようになります。
- ビデオチャット用の対面カメラ
- 大型化したカメラレンズ
- カメラ用フラッシュ
- マイクロSIM
- 高解像度(960×640?)
- イヤフォンジャックの横に第2のマイク?
- ボリュームボタンを2つに分割
iPhone 3G/3GSに比べ角張ったデザインとなり、側面は金属(アルミ?)で覆われています。
SIMのスロットは本体右の側面に移動。
ボリュームボタンは一体型からセパレートタイプに変更されています。
GIZMODEはカメラのシャッターボタンとして利用される可能性がある、としています。
バックパネルはフラットになり、ガラスまたは光沢のある樹脂が使われているようです。
ドック・スピーカー周りの配置は現行機種と変わらないようにみえます。
iPhone 3G(または3GS)と並べた画像。
サイズは現行の4.5 x 2.4 x 0.48(インチ)に対し、4.5 x 2.38 x 0.38とわずかにスリム化。重さは3gほど増加しているようです。
背面からみると、現行モデルに比べてスペック以上にスリムにみえます。
記事によると、iPhone OS 4.0の発表より前にバーで拾得され、その際既にOS 4.0がインストールされていた、とのこと。その後リモートでワイプされたため、GIZMODOは機能の確認ができていないようです。
分解の様子や3Gにみせかけるための専用ケースなど、正真正銘のプロトタイプであるという証拠がこれでもかと並べられています。
その一方で、拾得物を入手・分解を行うことは法的に問題があることが予想され、スクープとはいえそこまでリスクを負うのも不自然な気がしないでもありません。
アップルのファン/ユーザーにとって新製品の発表は指折り数えて待つ重要なイベントであり、このような形での公開は残念としかいいようがなく、このデバイスが「よく造りこまれたニセモノ」であることを祈るばかりです。