アップルがWi-FIの認可を受けるために提出したiPadをFCCが自ら分解した模様で、なぜか発売前日に一般に公開されています。
【リンク】 FCC資料 – Apple iPad Wi-Fi
上の写真(クリックで拡大)が液晶パネルを外した内部の写真です。
右側が上。中央に横たわる2つの黒い大きな長方形がバッテリーパックのようです。
こちらがディスプレイのモジュールを裏側(内部)から撮影したもの。
こちらの細長いパーツは、30Pinコネクター(左端)とWi-Fi・Bluetoothのモジュール(中央)を搭載。
本体の中央に位置し(1枚目の画像を参照)、未確認ですがBluetoothのチップは本体背面のアップルマークに合わせてあるようです。
こちらがメインボード。本体の1/5〜1/6程の面積でかなりコンパクト。iPadをiPod touchの大画面版と思えば当然ではあります。
チップのラベル部分が覆われているので、詳細は恒例となっている各サイトの分解レポートを待つ必要があります。
メインボードを外した画像。アルミを削り出したバックパネルの美しい曲線に目が引かれます。
こちらがWi-Fiのアンテナ。
iPhone・iPod touchがIEEE802.11b/gに対応しているのに対し、iPadはIEEE802.11a/b/g/nに対応。パフォーマンスの違い注目されます。
アップルの新製品は、iFixit社などがいち早く分解・分析レポートを公開するのが恒例となっていますが、今回はFCC/Engadgetが一歩早かったようです。
これを受けてiFixitがレポートをアップロードし始めているので、チップの構成などの詳細な情報が間もなく明らかになるはずです。