iPadをテレビに接続し、iPhoneをコントローラとして大画面でゲームをプレイするデモ動画が公開されています。
iPhone向けのゲームを開発するMagic Jungle Softwareが作成したもので、Apple純正のコンポーネントケーブルでiPadを42インチの液晶テレビに接続しています。
コントローラには、BluetoothでiPadとペアリングしたiPhoneを使用。開発中のゲーム「Chopper 2」での操作を行っています。
下が実際にプレイしている動画です。
映像からは判断できないのですが、iPad向けのゲームはiPhoneに比べて高解像度化されており、大画面のテレビへ出力した場合でもある程度の画質は保たれると思われます。
開発元は、このようなセットアップが可能であることを実証するための「Proof of
Concept」であるという前置きをしつつも、アップルによって公開・ドキュメント化されたAPIのみを使用しており、このままApp
Storeに提出しても審査を通るはず、としています。
アップルのCEOスティーブ・ジョブスは、先日の業績発表で、「iPad以外の新製品を発表する」とコメントしています。
App Storeによって携帯ゲーム市場で急速に存在感を示しつつあるアップルにとって、コンソールゲーム機市場を次のターゲットとしている可能性は十分考えられます。
このコンセプト動画をみていると、アップル製品をテレビに繋いでゲームをプレイすることが、近い将来実現しそうな気がしてなりません。