iPadには、本体の向きよって自動で回転する機能を停止するロックボタンが搭載されるようです。
アップルが、米国での予約注文開始(日本時間12日午後10時30分)とともに、同社ウェブサイトのiPadセクションのを刷新し明らかになったもので、本体右の音量調整ボタンの上に「スクリーン回転ロック」というボタンが追加されています。
iPhone・iPod touchと同様に、iPadは内蔵している加速度センサーによって本体の向き(縦または水平)を感知し、画面を自動的に切換える機能があります。
この機能は便利であると同時に、例えば横になった姿勢などでは意図せずに回転し、使いづらいと感じることがあるため、「回転ロック」はiPhone・iPod touchユーザーからも要望が多い機能のひとつでした。
デバイスのシンプルさにこだわるアップルとしては、ボタン類は最小限に抑えたかったはずで、その上での新しいボタン追加は、必要性がそれだけ大きいということの裏返しかもしれません。
ユーザーにとっては、より使いやすくなる嬉しい機能追加であると同時に、今後発表されるiPhone・iPod touchにも同じボタンが追加されるかどうか、も気になるところです。