先週の発表されたアップルのタブレット「iPad」に、カメラが登載される可能性を示す証拠がいくつか報告されています。[source: 9to5Mac ]
発表されている画像やスペック、およびプレス向けのデモなどでも「iPad」にカメラが登載されていないことが確認されていますが、ハードおよびソフトの分析から、カメラ登載を試みた、または準備していることが明らかになってきました。
まずは先日キーノートスピーチの動画(9分9秒)から抜き出された画像(上)。本体上部の枠の部分に何かが写っているのが確認できます。
「環境光センサー」の可能性がありますが、比較的サイズがあるように見えるため、iMacやMac Book Proシリーズのようなガラスパネル内に埋め込むタイプのカメラのようにも見えます。
そして上の画像は Mission Repair が入手したiPadのパーツと見られる画像。
一番上に写っているのiPadのフレーム、中央がUnibodyのMacBookから取り出したカメラのパーツ、下がそのMacBookのフレームです。
本体上部中央に開いている穴は、MacBookのカメラと同じサイズとのこと。
パーツが本物かどうかが鍵を握りますが、このために作ったにしてはリアルなパーツのように見受けられます。
そして最後は、Engadget がレポートしている、iPhone SDK 3.2のiPadのシミュレータからの画像。
連絡先に画像を追加する際、「Take Photo (カメラで撮影する)」というメニューが表示されています。
これらの情報を総合すると、アップルはiPadにはカメラを登載する、またはその準備を進めていることが伺えます。
発表からまだ1週間足らずの間に、カメラに関する情報がこれほど報告されているのは、それだけユーザーがカメラを望んでいるということの裏返しであるとも言えます。
早ければ3月末に販売が開始されるモデルに搭載する可能性は低いと思われますが、次期モデルで実現されるのではないでしょうか。