上野公園にある国立科学博物館は、昆虫の標本から宇宙科学に関するものまで、とても1日で観ることができないほどの膨大な展示数を誇る博物館です。
この『電子博物館 Digital Museum No.1
』は、その中からみどころを選んでスケッチ・解説を加えたiPhone・iPod touchのアプリです。
このアプリは、作者・望月兼也さんが博物館をスケッチで巡るシリーズの第一弾となるものです。
上野の国立科学博物館は展示物の数・幅広さから、第一弾にぴったり博物館といえます。
日本館・地球館のみどころをフロアごとにまとめ、マップからスケッチ画に移ることができます。
博物館内で4ヶ月かけて描いたというスケッチは緻密でありながら暖かみがあり、写真にはない趣があります。
解説の内容も決して難しくものではなく、むしろカジュアルな印象で、読んでいると一緒に博物館を訪れている友人に話かけてられているような感じがします。
アプリはオフラインでも使用可能ですが、ピンチアウトで拡大をする際は高解像度のファイルを読み込むため、3GまたはWi-Fiが必要となります。
ページは左右にフリックしてめくります。
タイトルをダブルタップするとメニューを表示。ページの一覧から読みたいページへとジャンプできます。
展示に備え付けの解説は堅苦しく感じられることがありますが、スケッチを観ながら楽しんで読むことができます。スケッチがメインコンテンツですが、もっと解説文が多くてもよいかもしれません。
すでに何度か訪れたことがありますが、これを観てまた足を運びたくなると同時に、シリーズの他の作品が楽しみになりました。
タイトル | 電子博物館 Digital Museum No.1 |
||
---|---|---|---|
カテゴリ | App Store > レファレンス | ||
開発 | iPublishing LLC | ||
対応機種 | iPhone・iPod touch | ||
価格 | 115円 |