『A-CLIP
』は、新聞広告に埋め込まれた専用タグをiPhoneで撮影すると、関連した動画を再生することができるアプリです。
朝日新聞・博報堂DYメディアパートナーズ・クウジットが共同で開発したもので、歴史のある新聞広告に新しい技術を組み合わせるという試みです。
A-CLIPという独自のパターンを使用していますが、仕組みはQRコードと同様。iPhoneのカメラでコードを読み取って解析し、ネットから広告動画をダウンロードして再生します。
『A-CLIP
』を起動し「読み取る」を選択。対応している広告内にある下のようなマークを撮影します。
1月8日の朝日新聞朝刊に載っていた広告で試してみました。
カメラビューでの中央にフレームが表示されますが、マークが画面内にあれば読み取ってくれるようです。
認識の速度は速く、読み取りが成功すれば「A-CLIP」のロゴが現れます。
読み取り後、動画広告(映画の場合はトレイラー)のダウンロード・再生が始まります。
ツアー旅行の広告にもコードがありました。
開始初日ということもあり、広告枠の中央というかなり目立場所に置かれています。
コード自体はかなり小さいですが、iPhone 3GSでは問題なく認識しました。
一方、何度トライしてもiPhone 3Gでは読み取りできません。近すぎるとフォーカスを合わせてことができずぼやけてしまい、離すと小さ過ぎるようです。
「履歴」機能があり、読み込みを成功したものは何度でも観ることができます。
普段あまり目に止まらない新聞広告でも、「A-CLIP」があることでiPhoneユーザーの注意を引くことができるもしれません。
「A-CLIP」は、現在のところ朝日新聞の広告の一部に限られており、”実験”の域に留まっている印象ですが、朝日新聞を購読しているiPhoneユーザーの方には、面白いアプリかもしれません。
タイトル | A-CLIP |
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カテゴリ | App Store > エンターテイメント | ||
開発 | 博報堂DYメディアパートナーズ | ||
対応機種 | iPhone | ||
価格 | 無料 |