AR(拡張現実)の採用した初のアプリがApp Storeに登場しています。[source: ReadWriteWeb]
『Metro Paris Subway
』というアプリで、iPhone 3GSのGPS・電子コンパスを使い、カメラビューに周辺の飲食店やショップをオーバーレイして表示する機能が搭載されています。
実際に動作している動画がありますのでぜひご覧下さい。
このアプリ以外にも、iPhoneのカメラビューにリアルタイムで情報を重ね合わせるアプリの開発は行われていますが、アップルがそれらを承認していないため、これまでApp Storeで公開されることはありませんでした。
『Metro Paris Subway
』は、新規での登録に比べて審査に時間をかけていないと思われるアプッデードでこの機能を追加したため、審査をすり抜ける形でApp Storeで公開された可能性があります。
一方で、アップルは次のOSのアップデート(iPhone OS 3.1)でカメラビューへのオーバーレイを解禁するとの情報があり、他のARアプリの公開も間近に迫っていると予想されます。
ARは全てのモバイルデバイス、さらにはコンピューター全般に大きな影響を与える可能性があり、今後目が離せない分野となるのは間違いなさそうです。