Appleが開発中と噂の「iTablet (仮名)」が実際に動いているところを撮影したとされる動画が公開されています。[source: Gizmodo]
MacRumorsのフォーラムに投稿されたもので、始めに画像が投稿され、信憑性を疑うポストに対抗するように動画が公開されています。
動画のオリジナルはファイル共有サイトにアップロードされていたため、フォーラムの読者がYouTubeにアップロードしたようです。
29秒という短い映像は「iTablet」の画面をアップで撮影したもので、メモアプリを開いてキーボードの入力と、App Storeを開くデモを披露しています。
画像と動画を見る限り、iPhone OSをベースとして互換性を確保。
10″インチとされるより広い画面で、iPhoneのアプリを複数起動でき、それぞれのアプリがウィンドウのように移動・配置できるようです。
液晶画面を押した時にできる波紋ができることや、そもそもなぜ画面だけで本体を映さないのか?、という疑問もあり、Gizmodoではよく出来たフェイク(偽物)と切り捨てています。
しかしながら、フォーラムの内容を確認すると、この投稿者は開発用の機器にタッチパネルを接続して使っていると、本体が手元にあるわけではないことを認めています。
真偽の程は不明ですが、アプリの複数起動やSafariやマップといた画面のサイズを広くできるところなど、コンセプトとしては非常に魅力的ではなでしょうか。
[追記]
この記事を掲載した後もフォーラムのスレッドが伸び、証拠映像が追加されています。
手前に置かれたテスト用と思われる機器のスイッチを押して、アプリの終了とボリュームの調節をしているところが確認できます。
もうひとつの動画はiTabletのOSを起動しているところ。
あまり鮮明ではありませんが、同じデバイスでOSを立ち上げているものと思われます。
また、画面に写っているシリアルナンバー(W8922DP91S0 )を解読すると、2009年第22週(6月)製造で、工場のコードはW8(上海)となることも判明したようです。
未発表製品の開発用デバイスはそれほど数が多くないと予想されることから、これが本物であるとすると、投稿者はかなり大胆だといわざるをえません。