iPodライブラリの曲をアナログレコードに変えて再生できる『LP Player』-今日のアプリ第428回

07/28/2009

『LP Player
』は、iPodライブラリーの曲を懐かしいアナログレコードプレイヤーで再生できるアプリです。

アームを持ち上げてレコード盤に落とす操作や、プツプツと鳴るノイズまで再現し、いつも聴いている音楽にまったく違う味を加えてくれます。

レコードプレーヤー風のアプリはこれまでにも存在しましたが、この『LP Player
』の特徴はiPodライブラリー(iPhoneでは”iPod”、iPod touchでは”ミュージック”)の曲を再生できるという点です。

アプリからのiPodライブラリーへのアクセスは、OS3..0から可能になった機能で、それを利用したアプリが今後もリリースされることが予想されます。

ターンテーブルは常に回転した状態で、アームの移動と針を落とす操作は手動で行います。

アナログレコード特有のノイズのレベルは、「High」から「OFF」まで4段階に変更が可能です。

右上の「Music」ボタンを押すと、iPodライブラリーが表示され、右にある「+」をタップして曲を追加します。

アルバム単位での追加はもちろん、1曲・プレイリストでの登録も可能です。

アルバムのアートワーク(ジャケット)が登録されている場合は、レコードの中央に丸く切り抜かれて表示されます。

その部分をタップするとアーワークおよび曲の情報を大きく表示します。

右下の「i」から設定画面を開き、スクラッチのオン・オフ、ノイズの詳細な設定などを行うことができます。

ターンテーブルを”懐かしい”と感じる方はもちろん、逆に”新しい”と感じる世代の方も楽しめるのではないでしょうか。

また、アナログレコードに触れたことがない子供に、「昔はこうやって音楽を聴いたんだよ」、と教えてあげることもできますね。

いつも聴いている音楽に遊び心を加え、ちょっと自慢したくなる、そんなアプリだと思います。