6月18日午前2時10分頃、アップルが新しい機能を多数搭載したiPhone/iPod touchのファームウェア、「iPhone OS 3.0」をリリースしました。
iPhone OS 3.0ソフトウェアアップデートをダウンロード・インストールするには、iTunesの最新版(8.2)が必要です。iPhone 3G向けのダウンロードサイズは229.3MB。
iPhone 3Gユーザーには無償で、iPod touchユーザーには有償(1,200円)で提供されます。
iPhone OS 3.0の主な機能
コピー&ペースト
アプリケーション間でのテキスト、URL、画像などのコピー&ペーストに対応。
ステレオBluetooth (iPhone 3G・第2世代iPod touch)
BluetoothのA2DPプロファイルに対応し、ワイレスで音楽のステレオ視聴が可能。
Spotlight検索
Spotlightでメールを含むiPhone・iPod touch内のデータを横断的に検索。
MMS (iPhone 3G)
マルチメディアに対応したメッセージング(MMS)に対応。メールアドレスの登録方法はコチラ。
ボイスメモ(iPhone 3G・第2世代iPod touch)
アップル純正のボイスメモアプリを追加。
横向きキーボード
メールやメモなどが横向きに対応。より大きなキーボードで入力が可能。
昨年の7月以来のメジャーアップとなり、この他にも紹介しきれないほどの、新しい機能、改良が加えられています。
その他機能:
- シェイクによる取り消し
- メール、カレンダー、メモ、およびiPod内の検索機能を追加
- カレンダーでCalDAVおよびカレンダーの登録をサポート
- Safariの改良
- パフォーマンス
- HTML5をサポート
- オーディオおよびビデオのHTTPストリーミング
- ユーザー名とパスワードの自動入力
- MacまたはPCと、iTunes経由でメモを同期
- USBおよびBluetooth経由でインターネットテザリング
- iTunes Storeからムービー、テレビ番組、オーディオブックをブラウズおよぼダウンロード
- Wi-Fi自動ログイン
- 株価アプリケーションの強化
- アプリケーション、ミュージック、ムービー、およびテレビ番組のより詳細なペアレンタルコントロールオプション
- iTunesアカウントの作成およびログイン
- YouTubeアカウントのログイン及び、登録チャンネル、レート、お気に入りへのアクセス
- シェイクでシャッフル
- 新しい言語、辞書、及びキーボード
- MobileMeで利用可能な”iPhoneを探す”及び”リモートワイブ”(登録が必要)**
- より多くのExchangeポリシーをサポート
- Exchangeミーティングの招待を作成および送信
- 」サーバー上のメールを検索(Exchange Server 2007及びサポートされているiMAPサーバー)
- LDAPカンパニーディレクトリーを検索
- VPNオンデマンドおよびVPNプロキシをサポート
- 暗号化されたiTunesバックアップ