連日不景気なニュースが流れる世の中とは対象的に、App Storeでは12月に入ってゲームの大作のリリースが相次いでいます。
そんな中、Electronic Artsが万を持して投入してきたのが、世界中で愛されるボードゲームの傑作『MONOPOLY
』(モノポリー)です。
不動産を取引してアパートやホテルを建築、他のプレイヤーから賃料を取ってさらに資産を増やしていきます。
ゲームが進むにつれて、スタート時点では同じだった資産に差がつきはじめ、金持ちはより金持ちになり、そうでない物は搾取されていくという、ある意味リアルな攻防がボード上で繰り広げられます。
あまりに有名なゲームなので説明は要らないと思いますが、ルールを忘れてしまったひとや全くの初心者でも、ゲーム中に表示される解説を見れば分かるので心配はいりません。
ゲームを起動すると「MONOPOLY」のロゴとキャラクターのおじさんが出迎えてくれます。懐かしく感じるひとも多いのではないでしょうか。
モノポリーには盤面のデザインを変えた様々なバージョンが存在しますが、今回リリースされたものは「The World Edition」という名前がつけられ、土地の名前は世界中の国名が使われています。
ゲームはユーザーの視点で画像が描かれ、非常に凝った3Dのアニメーションによって、実物のボードゲームをプレイしているような感覚を覚えます。
対戦相手は人間またはAI(コンピューター)を選択することが可能。
複数のiPhone・iPod touchがある場合は、Wi-Fiを使った対戦をすることもできます。
ゲームの背景は和室や海辺など、5種類から選択が可能。ゲームに直接関係ありませんが、雰囲気を変えたい時にいいかもしれません。
iPhone・iPod touchを軽く振ってサイコロを投げます。最初は楽しい機能ですが、面倒になってきたら、オプション画面でオフにすることも可能です。
“The World Edition”というだけあり、「相撲レスラー」や「マトリョーシカ」など、プレーヤーのコマの種類もインターナショナルです。コマが進む際にもアニメーションが使われています。
ゲーム開始時点での目標は、とにかく早く同じ色の土地を揃えることです。所有者が居ない土地に止まった場合は、購入する権利が与えれます。
もちろん双六なので運も大いに関係しますが、土地購入の判断次第で、ゲームを有利に進めることができます。
購入しないと判断した場合は、その土地が競売にかけれます。価格がつり上がることもあるので、参加する場合は価値を見極めることが求められます。
同じ色の土地を揃えると、家を建てることができます。家の数を増やしていき、最終的にはホテルを建てて、高額なレンタル料金を取るのが勝利するためのキホンとなります。
自分以外のプレーヤーと土地や権利を取引(交換)することもできます。足元をみて厳しい条件を提示してくる場合もあったりします。
資産を抵当に入れたり、売却してもレンタル