9月11日に発表された第2世代iPod touchが、出荷・店頭での販売を開始しています。
発表当日にApple公式サイトで予約しておいたものが本日届いたので、画像を中心にレビューをしてみたいと思います。
第2世代となる新しいiPod touchの主な特徴は、
- スピーカーを搭載
- ボリューム調整ボタンを搭載
- iPhone 3Gのような湾曲した背面
- Nike+への対応
- 低価格化
などです。
パッケージが紙製の箱からプラスチック製に変更され、コンパクトかつスタイリッシュになっています。
電源が入っているようにみえますが、実はホーム画面がプリントされた保護フィルムで、剥がしてから使うようになっています。
iPod touch はケースの中の台座のようなものに収まっています。
背面がカーブし、淵の部分が薄いので、横からみるとほとんど厚さが無いようにみえます。
背面は美しく湾曲した鏡面仕上げのステンレスで覆われています。
スペック上のサイズは初代とほとんど変わっていませんが、この湾曲のおかげでかなり薄くなったような印象がします。
手に持っていると、iPhone 3Gの半分以下に感じるほどです。
iPhone 3Gとほぼ同じ場所にボリューム調節ボタンがあります。
初代では、本体のフチの部分とコネクター周辺は背面とは別のパーツ(アルミ)でしたが、第2世代では1つのパーツで構成され、よりシンプルで美しいデザインになっています。
新たに追加されたスピーカーはDockコネクタのさらに奥にあり、iPod touch全体から音が出ているように聞こえます。Dockコネクタを指で塞いでも音量にあまり変化はありませんでした。
スリープボタンは初代と同じ位置、つまりiPhoneとは逆の本体左上にあります。
ボリュームボタンのアップ。最大音量はiPhone 3Gよりも少なく、低音がやや弱いようです。
第2世代()と初代()を並べたところ。サイズやホームボタンはほとんど同じですが、デザインは格段にスタイリッシュになったように感じます。
写真には映っていませんが、iPhone 3Gと同様の暖色系の液晶が採用されています。
スペック上のサイズはほとんど同じ2台ですが、背面がカーブしている分、第2世代の方が体積が少なくなっています。手に持った感触がかなり薄く感じられるのは、この体積の差のためかもしれません。
初代の方にかなりキズがついているのは、ケースに入れずに使っていた時期があるためです。
横からみたところ。1枚のステンレスで出来ている第2世代の美しさが際立ちます。
どの角度から見ても美しい筐体で、使わずに飾って置きたいほどです。(ちょっと大袈裟ですが)
初代のiPod touchで既に完成された域にあったデザインを、さらに進化させたアップルには脱帽といった感があります。
iPhone 3Gでは、ネットワークの受信感度を上げるため、背面に樹脂を採用したと考えられますが、iPhone 3Gユーザーが新しいiPod touchをみたら嫉妬しそうな美しさです。
また、初代iPod touchの最新ファーウェアが2.1(5F137)なのに対し、このiPod touchは2.1.1(5F138)が入っていました。目に見える違いは、設定にNike+の項目がある以外にはみつかりませんでした。(Nike+のレビューは後日お届けします)
モデル |
iPod touch 8GB
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iPod touch 16GB
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iPod touch 32GB
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曲数 |
1,750曲
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3,500曲 |
7,000曲
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サイズ |
110 x 61.8 x 8.5 mm
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重量 |
115g
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付属品 |
イヤフォン、USBケーブル、Dockアダプタ、ポリッシングクロス
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定価 |
27,800円
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35,800円
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47,800円
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販売 |