PC用ウイルス対策ソフトで知られるマカフィー社が、iPhone・iPod touch 向けのアプリを開発。そのベータ版(Poc)が流失した模様。(ソース:TUAW)
流出した『Stinger』と呼ばれるアプリは当初、”マカフィー社製を装ったアプリ”とされていましたが、その後マカフィー社広報によって、”実はマカフィー内で開発された”ものだったことが判明したとのことです。
アプリを入手し実際に走らせてみましたが、かなり製品化に近いところまできている印象を受けました。
スキャン中の画面。本当にウイルスの検出を行っているか不明ですが、フルスキャンが40秒ほどで終了しました。
スキャンレポートの画面。ウイルスは発見されませんでした。
iPhone・iPod touch のセキュリティー・ホール(脆弱性)は現在までに複数発見されており、悪意を持ったソフトが出現する危険性、及びそれに対するセキュリティー・ソリューションの必要性が説かれていました。
モバイル・プラットフォーム向けとしては、マカフィー社に加えてシマンテック社が「Windows Mobile」用のアンチウイルス・ソフトウェアを提供しており、表面化していないものの、シマンテック社の動きも気になるところです。