「iFund」 – iPhone開発者を支援する100億円のファンド – が投資を決めた2つのアプリ

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今年の3月6日に開かれた「iPhone SDK」のイベントで、ベンチャーキャピタルの「Kleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)」が、iPhone・iPod touch 向けのアプリを開発するディベロッパー・企業に対し、1億ドル(約100億円)の投資資金を用意した、と発表しました。

その後この「iFund」に応募が殺到。iPhone Atlas によると、現在までに1,700以上の申し込みがあったようです。もちろんこれは申込数なので、将来性が高いもの・ユニークなものから、そうでないものまで、内容はばらつきがあることは予想できます。

こられのうち、公表されているものだけも、「iFund」は既に2つのiPhone用アプリ・サービスに対して資金を提供しています。

一つは、Pelago社の『Whrrl』という位置情報を取り入れたSNS。もう一つは、iControl Networks社のホームセキュリティ・監視システム『iControl』で、$1,550万ドルの資金を受け入れているようです。

先ほどのiPhone Atlas は、この2社の他にも公表されていないものが1社、さらに10社が本格検討の段階にまで進んでいる、とも伝えています。このうちいくつかは、開催まで2週間を切った「WWDC」でアプリのリリース、もしくは発表されると思われます。

用意された100億円資金はまだ残っているはずなので、iPhone・iPod touch で面白いアプリのアイデア・ビジネスモデルをお持ちの方は申し込んでみてはいかかでしょうか?

【iFund 申込ページ】
http://www.kpcb.com/initiatives/ifund/apply.php