携帯電話、MP3プレーヤー用ケースを製造・販売している”Skiny Material”さんより、「iPod touch」用シリコンケースのサンプルを提供して頂きました。
今回試したのは、”bloody(深紅)・titanium(シルバー)・hotaru(ホワイト)”の3色です。多くのiPod用アクセサリと違って、”Made in Japan”です。
ケースの入っていたパッケージがとてもユニークです。まるで精密機械の部品でも入っていそうな帯電防止用ビニールでした。中身が見えない分、開封するまで少しワクワクさせます。
素材のクオリティー
開封してまず気がつくことは、他のシリコンケースでよくみられるイヤな”ケミカル臭”が全くないことです。おなじシリコン製でも素材の種類が違うのでしょう。”シリコン製”というより”ゴム製”といったほうがその違いをイメージしてもらえると思います。
また、素材の違いに加えてエンボス調の表面(シボ加工というそうです)のおかげで、シリコンケースにつきもののベタつき感もありません。もっとも、なかには時間の経過とともにベタついてくるものもあるので、しばらく使ってみないと確かなことはいえませんが。
bloddyは、鮮やかながらも落ち着きのある赤です。他にあまりみない色なので目立つことは間違いありません。
高精度な加工
“Skiny Material“さんのサイトにある写真からも伝わってきますが、実際手にとってみると加工の精密さがよく分かります。
「iPod touch」にピッタリとフィットして、ゆがみや画面周りの隙間はほとんどありません。また、前面と背面との間にあるつなぎ目のバリ(?)も目立ちません。 ドックコネクタ+ヘッドフォン用の開口部はとてもきれいに加工されています。
左上には周囲の明るさを測るセンサー用の穴が開いています。スリープ/アウェイクボタンは穴が開いていませんが、カバーの上から押して問題なく動作します。
右上の金属パーツは、このケースの一番の特徴であるストラップホールです。携帯電話のストラップをつけると落下防止になりますし、ポケットからの出し入れが楽になります。ネックストラップにつけてぶらさげても十分な強度がありそうですが、個人的には携帯電話のストラップをつける程度のほうがよいと思いました。
バラエティーに富んだカラーリング
現在サイトでは、以下の6色が販売されています。
Titanium(シルバー)は、素材・質感はレッドと同じもののメタリックな色のせいか、一部濃淡?がみられました。シルバーを選ぶ場合はその点を注意したほうがよさそうです。
hotaru (ホワイト)は真っ白よりもすこし落ち着いた感じです。「iPod touch」の電源を切った状態の黒い液晶画面とあわせるとよく映えます。
また”hotaru”という名のとおり、ホワイトには蛍光塗料が入っていて暗闇でほんのり光ります。撮影技術が無くて上手に撮れませんでしたが。
まとめ
“現在は通販中心で規模も小さいようですが、他社と比べてデザイン・品質の高さでは頭ひとつリードしているといえます。サンプルを提供して頂いたことを抜きにしても、すっかりこの製品のファンになってしまいました。
これからも更なるデザイン・品質の向上、ラインナップの充実を期待します。
メーカー: Skiny Material (スキニー マテリアル)
価格: 2,480円
採点 (5点満点)
デザイン: 5点
品質: 5点
コストパフォーマンス: 4点
良いところ
- 非常に優れた質感(ベタつき、ヨレ、バリがない)
- ストラップの穴がついている
- フィット感・開口部の仕上げがよい
- 6色から選べる
イマイチなところ
- いまのところ通販でのみ販売