大容量ながらスリムな外部バッテリー『Anker Astro PowerBank 10000mAh』を購入、試してみました。

かつてUSB出力付きバッテリーといえば、容量が5,000mAhのものが4〜5,000円というのが相場でしたが、最近では10,000mAhで3,000円以下が主流となりつつあります。

このクラスのバッテリーは、iPhoneを4〜5回もフル充電できるという頼もしい容量がある一方で、携帯するには少し大きすぎるという面もあります。

その点この『Anker Astro PowerBank 10000mAh』は、大容量ながらこのクラスで(おそらく)最もスリムな筐体で、カバンなどの隙間にも納まりやすいのが特徴です。

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パッケージには、USBカールコード、各種アダプタ(Dock・microUSB・miniUSB・PSP?)、キャリングケースが付属しています。

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カラーはブラックで光沢のある表面。

iPhone 5をそのまま大きくしたような形状で、サイズは15.2 x 72.3 x 142.2(mm)です。

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出力は2系統あり、2台のデバイスを同時に充電することが可能。

面白いのは、出力ポートにそれぞれ「Apple」「Android」というラベルが書かれていること。

AndroidポートではApple製品を充電できない(またはその逆)というわけでなく、特殊な回路でデバイスを見分けて最適な充電をするようです。

説明書によると、Apple製品のみで使う場合は次のようになります。

  • Appleポート:全てのiOSバージョンに対応。iPhoneをフル速度・iPadを1Aで充電。
  • Androidポート:iOS 5.0以上に対応。iPhoneをフル速度・iPadを1.5Aで充電。

また、出力のオフ・オフスイッチはなく、デバイスを接続すると充電を開始し、満充電になると自動で出力を停止します。

iPhone 5の場合は98〜99%で給電を自動停止。100%に届かないのが少し気になるところです。

これは逆に、100%になっても電流を垂れ流し続ける心配がなく安心して放置できる、というメリットの方が大きいかもしれません。

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内蔵バッテリーの充電は、本体側面のmicroUSB端子から行います。

入力は最大で1.5Aまで受付けるので、Mac/PCなどのUSBポートよりも、出力の大きなACアダプタ(別途必要)を利用すると充電時間を短縮できます。

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先日レビューを掲載した同じく10,000mAhの『cheero Power Plus』(手前)と並べてみました。

重さは、Ankerが約245グラム、cheeroが258グラムとほぼ横並びですが、厚さは15.2ミリ対22.0ミリと約30%スリムになっています。

カバンに入れるときは薄い方が隙間をみつけやすいので、Ankerの方に分があるのではないでしょうか。

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充電性能は、iPhone 5を完全に放電→フル充電、を繰り返してテストしてみたところ、約4.5回充電することができました。

おなじテストをcheeroで行った際は5回だったので、約0.5回分の差があることになります。

iPad miniでのテストでは、約1.4回充電することができました。

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価格は2,799円(税・送料込:記事掲載時)。

アマゾンのレビューでの評価も高く、バッテリーにしては珍しく18ヶ月の長期保証が付いてくるというのも安心です。

容量の大きさだけでなく、携帯性も重視したい方におすすめします。