【レビュー】グラフィクスを強化した第3世代の『新しいiPad』〜前編

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アップルから本日発売された『新しいiPad』を購入、試してみました。

第3世代となるこのiPadは、iPad 2のデザインをほぼそのままに、「Retinaディスプレイ」とそれをスムーズにドライブするための「Apple A5X」チップなど、グラフィクスを中心に強化が図られています。

パッケージには大きな変化はみられませんが、歴代のものを並べてみると、代を重ねるにつれ、少しずつサイズが小さくなっていることがわかります。

下の写真は、奥から初代iPad、iPad 2、新しいiPadを並べたもの。

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フタを開けてみると、パッケージとiPadにまったく隙間がないほどピッタリと収まっています。

パッケージを小さくすることは、部材を節約しつつ輸送時の効率化にも繋がり、環境への負担を軽減を減らすことにもなります。

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パッケージに含まれているアクセサリー類は、USB-Dockケーブル、ACアダプター、簡単なガイドとアップルロゴシール、という標準的なもの。

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本体を取り出して手に取ってみると、ほぼ毎日iPad 2を使っていることもあり、厚さ0.6mm・重さ50gという違いがすぐにわかります。

iPad 2から買い替えるユーザーでなければ気づかない程度の差ではありますが、数字から想像したよりも違いがあるという印象です。

下は水平な場所で並べて撮影したもの。

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縦横のサイズ、背面のアルミの処理・手触りなどに変更はみられず、厚さを以外で外観の違いがあるとすれば、カメラレンズが大きくなったことぐらいでしょうか。

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初期設定を済ませたあと、はじめてホーム画面をみたときに、思わず溜め息が出てしまうほどの美しさに驚かされました。

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このiPadの目玉である「Retinaディスプレイ」は想像していた以上に美しく、サイズが大きいせいか、よりdpiが高いiPhone・iPod touchのそれよりも綺麗な印象を受けます。

この画面に最適化されたアプリをいくつか試してみましたが、画素数が4倍になっているにも関わらずスムーズな動きをみせ、「A5X」チップの実力を実感できました。

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今回のアップデートは、マイナーチェンジのように捉えられがちですが、画面をみるだけで、iPad 2から大きく進化していることが直感的に理解できます。

厚さ・重さが若干増加しているものの、ケースやスマートカバーの有無、また選択しだいで吸収される程度でもあり、大きなマイナスにはならないと感じました。

パフォーマンスおよびカメラの性能については、レビューの後編にてお届けします。