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前回の「ハードウェア編」に続き、今回は『Apple TV』のソフトウェアを中心にレビューをしていきたいと思います。

まずは、『Apple TV
』の置き場所を決め、TVに接続します。

『Apple TV』の設置に必要なもの

セットアップに必要なものは、

  • HDMIケーブル – HDMIケーブルは付属しておらず、アップルの純正のケーブルなどを別途購入する必要があります。また、テレビ側のHDMIポートの”空き”も必要なので、事前に確認を。
  • ネットワーク – Ethernet(有線LAN)またはWi-Fiのどちらでも使用できます。帯域の関係から、無線LANの場合は、『AirMac Express』などのIEEE 802.11n対応の無線LANルーターがあると安心です。
  • 電源(AC) – 電源内蔵なのでアダプターは不要。

となります。

サイズはが98mmの正方形とコンパクトなため設置場所には困りません。

ボタン類が無いため、リモコンの受光部さえ見えていれば、テレビの下の隙き間などでも問題ありません。

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設定作業は5分で完了

Apple TV』の設定は極めてシンプルで、事前にネットワークの環境が整っていれば、文字通り箱から出して5分で設定作業が完了します。

初回起動時に言語の設定を行い、ネットワークは付属のリモコンで、

「設定」> 「一般」>「ネットワーク」

と進み、有線LANの場合は、「TCP/IPを設定」を選択し、DHCPまたは手入力で設定。

無線LANの場合は、「Wi-FIを構成」からSSIDを選択し、パスワードを入力するだけで接続できます。

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「Apple A4 チップ」で軽快な動作、ストリーミングによる再生

トップメニューは、「ムービー」「インターネット」「コンピュータ」の3つに別れています。

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映画のレンタルや劇場予告編が観れる「ムービー」は、映画タイトルがサムネイルで大量に表示されますが、プロセッサーにiPadと同じ型番の「Apple A4 チップ」を搭載しており、リモコンの操作に対してキビキビとした動作をしてくれます。

タイトルを選択すると映画の詳細を表示。「プレビュー」を観て気に入れば、その場でレンタルをすることができます。

新しい『Apple TV』は、ハードディスクを内蔵しておらず、8GBのフラッシュメモリーを使いコンテンツをストリーミングで再生します。

サポートされている画質は最大で720Pと、いわゆる「フルスペック」ではありませんが、「HD版」のコンテンツを46インチのテレビで再生しても粗いとは感じません。

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主要なサービスが使えるインターネット機能

「インターネット」YouTube・ポッドキャスト・MobileMe・Flickr・ラジオといった、あらかじめ決められたサービスを利用することができます。

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Mac/PCの画面と異なり、大画面でYouTubeのコンテンツを観ると、さすがに粗さが目立ちます。

しかしながら、Mac/PCでは基本的にひとりで観るのに対し、リビングでは自然と複数で鑑賞することが多くなり、これまでとは違った楽しみ方ができそうです。

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音声が中心で、映像の画質も決して高くないポッドキャストにおいても、同じことがいえますが、Mac/PCを立ち上げる必要がなく、テレビの前に座って試聴できるとなると、これまで聴いたことのないものでも、試してみよ
うという気がしてきます。

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ホームシェアリングでiTunesのコンテンツにアクセス

「コンピュータ」では、iTunesのホームシェアリング機能で、Mac/PCの中の、

  • 音楽 
  • 動画
  • ポッドキャスト
  • iPhotoの写真

を、「Apple TV」を経由してテレビで楽しむことができます。

iTunesで購入・レンタルした映画も、ここから再生が可能。

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とくに、iPhotoに保存した写真をスライドショーで再生する機能が思いのほか使いやすく、また大画面で写真をみれるので、旅行やイベントなどを皆で振り返るのに最適ではないでしょうか。

個人的には、この機能のためだけでも、8,800円という価格に見合う価値があると思いました。

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iOSをベースにしているため、ブラウザなどを載せることは難しくないはずですが、『Apple TV
』はあくまでリビングで楽しむものであり、あえて搭載していないのかもしれません。

日本の家電メーカーが、追加できる機能はなんでも詰め込もうとするのに対し、アップルは、必要のない機能・ほとんど使われない機能をそぎ落とすことで、ユーザーにどう使って欲しいかを提案しているということが、この製品からも感じられます。

iOSを搭載することで、アップルは将来的にアプリ・ゲームへの展開を考えているに違いなく、iPhoneが携帯電話を大きく変えたように、テレビの使い方に変化をもたらすデバイスとなるかもしれません。

1万円以下で購入できるガジェットとしては、今年最大の目玉となることは間違いなさそうです。

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