【レビュー】水辺やお風呂でiPhone・iPod touchを使える『シースルー防水ケース』

08/15/2009

サンワサプライから、プールや海などへ出かけることが多いこの季節にぴったりな『シースルー防水ケース(イヤフォン付き)
』が、発売されたので購入してみました。

ケース本体の他に、腕に巻き付けて使う場合のためのバンド、水中でも使えるイヤフォン(大中小のイヤピース)、首からぶら下げるネックストラップが付属します。

ケース本体はソフトな素材　で、大きな透明部分が全面に、半分程度の小さなものが背面にあります。

内部にイヤフォン用のプラグ(オス)とコードがあり、iPhone・iPod touchのヘッドフォンプラグへ差しておくと、ケース外部にあるプラグ(メス)音声信号が流れます。

フタの部分には2つのクリップがあり、樹脂製のクリップを2つのレバーで固定するようになっています。

想像したよりも簡単な構造で浸水が心配でしたが、商品説明によると、防水規格「IPX7」を取得し、30分程度水深1mの水中に浸しても大丈夫なように設計されているそうです。

裏面にはメスのプラグと付属のアームバンドを通す穴があります。アームバンドはベルクロがついて長さの調節が可能です。

プラグの部分は本体の外に付いているため、ケースの中へ水が入る心配はないようです。

イヤフォンにはなぜか右・左の表示がなく、また音質も決してよくはありません。

iPhone 3GSをケースに入れたところ。

サイズがiPhoneよりも一回り大きいため、iPhoneを他のケースに入れたままの状態でも問題なく入ると思います。

逆にケースに入れない状態では大きすぎるため、画面が中央になるなるように位置を決めるのに手間がかかります。

iPhone 3GSをケースにいれて、プールで試してみました。

防水規格「IPX7」に対応しているとはいえ、浸水すると高額な修理代が待っているので、少し水に浸けるところから開始。

大丈夫そうなので、完全に水の中に入れてみました。

ケースの裏面は、透明な部分が下の半分程度なので、カメラで撮影をするには、この写真のように上下を逆さまにして入れる必要があります。

この場合、中のイヤフォンコードが届かないので接続ができません。

調子に乗って水中で動画を撮影してみました。

実験として行ったもので、万一浸水した場合を考えると、決しておすすめできる使い方ではありませんので、ご注意ください。

より現実的で頻度が高いのは、iPhone・iPod touchをお風呂で使うことかもしれません。

以前からZipLockに入れて風呂の中で使用していましたが、このケースの方が安心できます。

半身浴をするひとは、時間をつぶすのに最適ではないでしょうか。

タッチパネルの操作ケースの上から可能ですが、ケースが画面に貼り付くとことがあり、画面操作が重要なゲームは向かないかもしれません。

風呂の中で音楽を聴いたり、動画の鑑賞、「テレビ&バッテリー」でTVの視聴という用途には、便利なアクセサリーだと思います。