iPad mini用のケースを購入する際はマイクの位置に注意

「iPad mini」の予約をした方の中には、専用ケースを探している方も多いと思います。

既に「iPad mini」向けに多種多様なケースが販売されていますが、購入する際に注意しておきたいポイントが一つあります。

「iPad mini」では、動画撮影やFaceTimeなどに使用するマイクが、本体上部の側面に位置しています。

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下は、9月頃に出回っていたiPad miniのモックアップの写真です。この頃はマイクの位置がバックパネル側にあると思われていました。

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そしてこちらは発表前に購入した「iPad mini用ケース」をモックアップに装着したもの。

ケースもモックアップも同じ情報を元に作られているので、実際には存在しないマイクの位置に穴が開いています。

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アップルが「iPad mini」の発表後にケースメーカー向けに公開した図面にも、この位置には何もないことになっています

【リンク】Designing cases for iPod, iPhone, and iPad

しかしながら、現在販売されているiPad mini用ケースの中には、背面に穴が開いたままのものがかなり見受けられます。

上のハードケースは本体上側が覆われていないので実害はありませんが、背面に余計な穴が開いているため見た目はあまりよくありません。

よって「iPad mini」用のケースを選ぶ際は、

  • iPad本体上部の側面にあるマイクを塞いでいないか
  • 万一合わない場合は返品・返金の保証制度があるか

の2点を確認しておくことが重要になります。

ケース類の販売は新製品の発売直後に最大のピークを迎えるため、多くのメーカーは事前に入手した情報を元に生産を開始しています。

良心的なメーカー・販売店は、保証制度を設けたり実機での確認後に出荷するといった対策をとっているようですが、全てがそれを行っているかどうかは定かでありません。

発売前のこの時期はレビュー記事なども少ないため、メーカー・販売店の過去の評判などを参考にするなど、ケース選びは慎重に行った方がよさそうです。