アップル、複数のバグ修正を含む「iOS 9.0.2」を公開 (追記あり)

アップルが、ソフトウェア・アップデート「iOS 9.0.2」の配信を開始しています。

ちょうど一週間前にiOS 9.0.1が出たばかりですが、多くのバグ修正が追加されているようです。

リリースノートによるバグ修正および機能改善は次のとおり:

  • Appのモバイルデータ通信の使用状況のオン/オフを切り替える設定の問題を修正
  • 一部のユーザでiMessageのアクティベーションができない問題を解決
  • iCloudバックアップが手動バックアップ開始後に中断されることがある問題を解決
  • 通知の受信時に画面が不適切な向きで表示されることがある問題を修正
  • Podcastの安定性を向上
  • このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
    http://support.apple.com/kb/HT1222

上記に加え、Siriを使ったロック画面をバイパスする脆弱性も修復されてます。

また、一部ユーザーの間で確認されていた「時計がズレる」という問題も修復されているようです

筆者の手元のデバイスでは、この問題が出ていた3台のデバイス全てにおいて、iOS 9.0.2を適用後に時計のズレが無くなっていることを確認できました。

しかしながら、この問題は時計が「徐々にズレる」という性質のため、暫く(半日程度)は様子をみる必要がありそうです。

【追記】「時計のズレ」は、今回のアップデートで直っていないことが判明しました。アップデート適用により、累積していたズレがリセットされるだけで(一時的にゼロになる)、また少しずつズレていくと予想されます(3〜4秒/日)。

【追記2】どうやら「時計のズレ」への修正は含まれていたようです。