
モバイルバッテリーなどで知られるAnker(アンカー)から発売された『Anker® Apple認証ライトニングUSBケーブル』を購入して試してみました。
今となっては珍しくないサードパーティ製のLightningケーブルのひとつですが、先日の発売時に初回在庫が1時間で完売したという、今注目を集めている製品です。
人気の理由は、「純正品は高いし、サードパーティ製はコネクタが大きい」というこれまでユーザーが抱えていたジレンマ(?)を解消している点にあります。
特徴をまとめると:
- MFi認証済み
- ケースやバンパーと干渉しにくいコンパクトなコネクタ
- MFi認証済で最安値圏の価格設定
- 18ヶ月の保証
となります。
パッケージにロゴがあるとおり、「Made for iPod/iPhone/iPad」(MFi)の認証を受けています。
将来のiOSのアップデートにも安心です。
ケーブルの長さは約90センチ。
iOSデバイスに付属しているアップル純正のものより約9.5センチほど短いものの、比較しなければ分からない程度の違いかもしれません。
コネクタの部分には「ANKER」のロゴがプリントされています。
MFi認証を受けているケーブルには、アップルが供給しているLightnigt端子が使われているそうです。
たしかに、ピンや周囲の金属部分などは純正品とそっくりな印象。
iPhone 5sに挿してみたところ。
樹脂のコネクタ部分が小さく、若干ですがiPhoneのジャックが横から顔を覗かせているのわかります。
ケーブルの中程にある文字はシリアル番号。
低価格の製品にも関わらず、一本一本にシリアル番号を刻印し、品質の管理に役立ているそうす。
さらにAnkerの製品は、通常よりも長い18ヶ月の保証がついている点でも安心できます。
メーカーによるコネクタのサイズは、8.6 x 5.6 (ミリ)。
実際に計測してみたところ、約8.5 x 約5.5 (ミリ)でした。
コネクタの大きさを比較するため、(左から)アップル純正・Anker製・アマゾンBasicを並べてみました。
アマゾンBasicは、アマゾンの売り上げランキングで常に上位に入っている定番の商品です。
上の3つの製品を比較すると下のようになります(価格は税込・記事執筆時):
Apple純正 | Anker製 | アマゾン Basics | |
---|---|---|---|
MFi認証 | ○ | ○ | ○ |
コネクタサイズ(mm) | 7.7 x 4.7 | 8.5 x 5.5 | 11.5 x 5.7 |
ケーブル長(cm) | 100 | 90 | 90 |
参考価格 | 2,052円 | 1,299円 | 1,600円 |
下はiPhone 5cで使用しているところ。
コネクタの周囲が小さいアップル純正のケースを付けた状態でも、問題なく使用できます。
魅力的な価格に加え、ケース類と相性のよいコンパクトなサイズと長期保証など、なかなかツボを押さえた製品といえそうです。
予備のケーブルを検討中の方はぜひどうぞ。