iPhoneのパスコードに最も多く使われているのは「1234」、という興味深い調査結果が公開されていました。[source: Daniel Amitay ]

iPhoneのパスコードは、所有者がプライバシー保護の目的で設定できる暗証番号・パスワードで、画面のロックを解除するために必要となるものです。

本来パスコードは他人には教えないため、調査を行うのが難しいはずですが、iPhoneアプリ開発者Daniel Amitay氏が、ユニークな方法で20万件超えるデータを集めることに成功しています。

iPhoneを勝手に操作しようとするとカメラでその人物を撮影するという『 Big Brother Camera Security
』というアプリを開発している彼は、そのアプリを保護するためのパスコードのデータを(デバイスを特定することなく)集計。

このアプリのパスコード入力画面は、iPhoneのものとソックリなので、ユーザー自身が間違えるの恐れて同じコードを使うことが多いと推測されます。

結果、1万通り(4桁の場合)あるコードのなかに、かなりの偏りがあることが判明したようです。

最も多いものから順に並べたのが下のグラフです(総データ数 204,508)。

iphone_passcode_1.jpg

1234」がダントツで1位となり、次いで「0000」。「2580」「0852」は中央の列を上または下から押したものですね。

6位に入ってる「5683」は一見するとランダムですが、キーに割当てられているアルファベットで読むと「LOVE」となります。英語圏のユーザーが多いことが理由でしょうか。

データ総数を1万で割ると20ちょっとですから、これらの出現頻度がかなり高いことが分ります。

また調査結果では、これらのデータをまとめ、1桁目に多く使われる数字、2桁目に多く使われる数字といった「ヒートマップ」も公開しています。

iphone_passcode_2.jpg

また、上のグラフのパスコード・トップ10を合計すると全体の約15%を占めることから、iPhoneの約7台に1台は、たったの10回のトライでパスコードを解除できる計算になります。

iPhoneにはパスワード入力に10回失敗するとデータを消去するオプションがありますが、トップ10を順に試して行けば、7台に1台はデータを盗まれる可能性があるわけです。

ついつい入力しやすいコードを選びがちですが、ATMのPINなどと同じく、他人に判りにくいコードを選ぶようにしたいものです。

(「簡単なパスコード」をオフにすることで、より複雑なコードを設定することもできます)