
アップルが、第2世代の「Apple TV
」向けのソフトウェア・アップデート「4.1.1」の配布を開始しています。
アップデートの内容は明らかになっていませんが、「Apple TV
」は11月に「4.1」をリリースしていることや、バージョンが「4.1.1」となっていることから、今回は問題の修正などを中心としたものと思われます。
アップルのサポート文書によると、
- HDTVで誤って480pで表示される問題の修正
- テレビや映画が再ダウンロードされる問題の修正
の2つが含まれ、機能の追加などは無い模様です。
少しややこしいのは、アップルはApple TVのソフトウェアにおいて、iOS(中身)と画面上で異なる表記をしているという点です。
アップデート後のApple TVの画面では「4.1.1」と表示されますが、サーバー上のファイル名は「AppleTV2,1_4.2.1_8C154_Restore.ipsw」とあり、実体は「iOS 4.2.1」である可能性が高いといえます。
「Apple TV」も、同じiOSをベースとしたiPhone・iPod touch・iPadと同様に今後も頻繁にアップデートによる改良・機能追加が行われると予想され、ユーザーとしては今後もアップデートには注目したいところです。
Apple TV ソフトウェア・アップデートの手順
他のiOSデバイスと異なり、Apple TVはMac/PCと接続することなく、単体でソフトウェア・アップデートを行うことができます。
「一般」>「ソフトウェアをアップデート」を選択。
アップデートがある場合は、以下のような画面が表示されます。
「ダウンロードとインストール」をクリックして更新をスタート。
アップデート中はApple TVの電源を抜かないように注意します。
ネットワークの接続環境やサーバーの混雑状況にもよりますが、5分〜15分程度で終了します。
「一般」>「情報」から、バージョンが上がっているいることを確認します。