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iFixit社が、北米で出荷が開始された第4世代iPod touchを入手し、さっそく恒例の分解・解析を公開しています。[source: iFixit ]

iFixit社は、発売されたガジェットを即分解することで知られていますが、セルフリペアに必要な情報・パーツの提供を通して、壊れたものを捨てずに修理をしながら使う文化を浸透させ、環境保護・省資源化を目指す、という理念を持った会社でもあります。

先日お伝えしたとおり、第4世代iPod touchの中身の画像は米FCCによって既に公開されていますが、より詳細な分解手順・分析が行われており、新たな事実もいくつか判明しています。

まずは、iPod touchの頭脳であるプロセッサーが、iPadと同じ型番(K4X2G643GE)であるということ。

このことから、内部にパッケージ化されているメモリーもiPadと同じ256MBであることが判ります。

iPhone 4の512MBと比べると少なく感じられますが、大画面にも関わらずキビキビとした動作をするiPadと同じプロセッサーを使い、iPod touchには電話・3G通信関連のオーバーヘッドが無いことを考えると、十分贅沢な性能であるといえます。

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第4世代iPod touchは、20,900円(8GB)からという価格(コスト)と、僅か7.2mmという厚さの制約があるにもかからず、カメラを裏と表に合計2台装備し、FaceTimeに対応しています。

しかしながら、コストと厚さの制約のためか、iPhone 4のリアカメラが5.0Mピクセルなのに対し、約0.7Mピクセル程度しかありません。

もう一方のフロントカメラ(写真下)は、iPhone 4とほぼ同じサイズのカメラが使われ、性能も同程度であることが予想されます。

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また、第4世代iPod touchでは新しく本体下・ドックコネクタの横にスピーカー用のホールが加えられ、その内部には下のような音響チャンバーを内蔵しています。

興味深いのは、そのアウトプットの2カ所あり、大きい方はスピーカー用のホール、もう一方の小さい方(左)はドックコネクタ内部へと接続されているようです。

本体を横にしてゲームをする際、スピーカー・ホールを手で塞いでしまうことへの配慮でしょうか。

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また、Appleのサイトでの説明文から搭載が予想さていた「バイブ機能」のためのパーツは、含まれていないことが判明

FaceTimeを使った実験でもバイブの動作は確認できなかったそうです。

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プロッセッサーの高性能化、Retinaディスプレイの採用、カメラの追加といった、目立った機能だけでなく、細かな改良が多数含まれているようです。

国内での第4世代iPod touchの出荷は今月末以降となり、現在アップルストア・アマゾンなどで予約を受付けています。

【リンク】 Apple オンラインストア 第4世代iPod touch

【リンク】 アマゾン 第4世代 iPod touch