【レビュー】1,000円ちょっとで買える安心〜単3電池で充電できる『iPhone用ポータブルUSB電源』

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使っていると楽しくて時間を忘れられるiPhoneは、電車通勤・通学の必須アイテムといっても過言ではありませんが、出掛ける間際にiPhoneの充電を忘れていたことが発覚し、肩を落としたことがある方も多いことでしょう。

自分自身も同じ経験を何度もしているので、単3電池でイザという時に役立ちそうな『iPhone3G充電用ポータブルUSB電源
』を購入してみました。

【追記】iPhone 3GS・4にも対応

コンビニの携帯電話充電器コーナーで見かけたことは無いのですが、そのような売り場での販売を想定してか、パッケージにはアルカリ乾電池が4本含まれています。

中国製ですが、本体はかなりしっかりとした造りという印象です。スライド式のフタの動きもスムーズでした。カラーは、今回購入した白の他に黒もあります。

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注意したいのは、iPhoneへ接続するためのケーブルが含まれていないことです。iPhoneに付属しているケーブルがそのまま使えるので、余計なものが付いて価格が上がるよりは良い気もします。

スペックによると、充電容量は6V/1,700mAhで、iPhone 3Gをフル充電できるとされています。

バッテリーの残量を数値で表示できるiPhone 3GSを使い、一度完全に放電してから、付属の東芝製電池で充電してみました。

結果は85%とフル充電よりは少ない値でしたが、3Gではなく3GSを使用したこと、画面の明るさなどの条件によるものかもしれません。

【注意】完全に放電した状態からの充電はサポートされていません。テストした限りでは問題ありませんでしたが、自己責任でお願いします。

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おすすめはエネループとの併用

出先で急に必要になったとき、どこでも手に入る単3電池を使えるのは非常に魅力的です。

しかしながら、コンビニで売られている電池は結構な値段ですし、なにより使い捨てというのは環境にやさしくありません。

そこでおすすめしたいのが、1,000回繰り返してつかえるエネループでの利用です。エネループを持っていない方は、『 eneloop 急速充電器セット
』を合わせて購入するとベストです。

同じくiPhone 3GSを完全に放電した状態からテストしてみたところ、1回フル充電した後にさらに32%まで充電できました。

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日帰りであれば、1回フル充電(つまり本体と合わせて2回分)でほとんどの場合は足ります。さらに必要になった時は、アルカリ電池を買えばいいので、バッテリーの目盛りを気にせず、安心してiPhoneを使うことができます。

iPhone向けのバッテリーも色々と販売されていますが、それの充電を忘れたら同じことなので、乾電池を使えるというのはある意味最強なのかもしれません。

万一の事態への備えだけでなく、普段持ち歩く充電器としても、これ1台あれば十分かもしれません。

製品名 iPhone3G充電用ポータブルUSB電源(白)

iPhone3G充電用ポータブルUSB電源(黒)
メーカー 多摩電子工業株式会社
充電容量 6V 1,700mAh
対応機種 iPhone 4・3GS・3G,第2世代iPod touch, iPod Classic, 第4世代iPod nano, 第2世代iPod shuffle
参考価格 1,125 円