高度な3D描画とレスポンスを両立させたレーシングゲーム｢Fastlane Street Racing｣ – 今日のアプリ第292回

11/15/2008

iPhone・iPod touch向けの3Dレージングゲームは、これまでにもApp Storeでいくつか公開されてきました。

そのなかでも、今日取り上げる『Fastlane Street Racing』は、美しくスピード感のある3Dグラフィクスと、ゲーム性を損なわない素早いレスポンスを両立し、クオリティで１、2位を争う作品といえます。

限られたCPUとメモリの中で、フレームレートの高い3D描画という負荷の高い処理を行うと、タスクが集中した際にレスポンスが悪くなったり、最悪アプリが停止したりすることもあります。

このアプリはそのようなことが殆どなく、ゲームに集中することができます。

操作はステアリング、アクセル、ブレーキのみの基本的なものですが、ゲームの難易度は高く、ドリフトなどを駆使しないとあるレベルから先へ進めないようです。　

ゲームには次に3つのモードがあります。

車によってトップスピードやコーナリングなどの特性が異なります。好みや技術レベルに合わせて車を選びます。

ゲームが進むにつれて選択できる車種が増えていきます。

本体を傾けてステアリングをし、画面右下がアクセル、左下がブレーキベダルになります。

左上のカメラ・アイコンをタップすると、ドライバー視点と背後からの視点の切替ができます。

画面上のバーでレースの進み具合や他の車の位置の確認ができます。

中央の速度計は表示が読みにくいので、もう少し大きくてもよかったかもしれません。

最近のコンソール機でよくある”リプレイ”機能もあり、自分の走った様子をテレビ中継のような視点で振り返ることができます。

この機能があるのと無いのとでは、レーシングゲームの楽しさは全く違ってきますね。

本格的なレースが楽しめるので、”App Storeでお薦めレーシングゲームは”、と聞かれたら、現在のところこのアプリを挙げるでしょう。

難易度が高めですが、言い換えれば”すぐには飽きない”ゲームでもあるので、じっくりと遊びたい人に適したアプリだと思います。